霧訪山（きりとうやま）1305メートルは、日本のほぼ中心に位置し太平洋と日本海を分ける中央分水嶺の山です。

塩尻駅から徒歩約３時間、小野駅からは約２時間で登ることができます。360度広がる眺望は、穂高岳、槍ヶ岳、北岳や仙丈ケ岳など南北アルプスをはじめ、御嶽山、八ヶ岳、遠く妙高山まで望むことができます。塩尻市下西条の登り口からは、みどりを守る会の皆さんが一歩、一歩、踏み固めて作ってくださったという登山道を、すべらないように、道を踏み外さないようにと足元に注意しながら登ります。ちごちごの花（おきな草）の咲く頂は、花や山の眺めを求めて首都圏や中京圏から訪れる登山者を迎えてくれます。頂上には疲れを吹き飛ばす美しい眺望が広がっていますよ。

近年、霧訪山登山の人気が高まりにつれ、下西条口でも駐車スペースを整備したということです。